接触不良対策
〜ハウジング編〜
エブリィバンのラゲッジ用ルームランプを用いてご説明させていただきます。
まずはスイッチを『OFF』の位置にします。
※ONやDOOR位置で作業されますとショートしてしまい非常に危険です。
必ずOFF位置にて作業してください。
カバーとランプを外し、ソケットだけの状態にします。
T10ウエッジ球を差し込むこのソケット内部にある電極は、車体ごとに個体差がございます。
基本的には22〜24mm厚の端子が接触するようになっていますが、個体差により電極が広がっている場合がございます。
この電極が広がっていますと、端子とソケット内部電極が僅かに離れてしまい接触不良となってしまいます。
このソケット内部電極を狭め、接触不良を改善します。
ソケット内部電極はとても小さいため、使用する道具は先細のマイナスドライバーや爪楊枝のような物を使用します。
どちらの端子からでも大丈夫ですが、まずは右の端子から狭めます。
次に左の端子を狭めます。
左右共に狭めましたら完成です。
※狭め過ぎてしまいますと端子を差し込めなくなります。
狭め過ぎた状態で無理に押し込まれますとソケットが後ろ側に抜けてしまいますので狭め過ぎには十分にご注意ください。